密/室(仮店舗)

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冬コミ

スペースいただけました!

29日(土曜日)東地区 エ31a 「密/室」です!

取り急ぎお知らせまで!(^o^)/

気合いを入れるために、高田馬場へ行ってアン石成分を吸い込んでこようと思います…!!

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通販について

先日の夏コミで発行した再録集「クレイジーフォーユー」ですが、
もし、通販のご希望があれば
・左のメールフォーム
・メール
のどちらかでご連絡下さいませ。

クレイジーフォーユー 文庫サイズ284ページ
価格500円(+クロネコメール便送料80円)
です。


2007年11月にイスルギストとして活動を開始して以来の
五年間に垂れ流した妄想の全てを時系列順に掲載しております。

※ただし、(何度も言いますが)掲載されている作品は現在このサイトで全部読めます。
 書き下ろしはあとがきくらいです。



メールフォームは左カラム(返信先メールアドレスをお忘れなきよう)、
メールアドレスは with_my_mouth_full_of_popcorn@yahoo.co.jo です。

よろしければ!(^_^)/


カバーが巻かれた「クレイジーフォーユー」。しまやさんありがとう!
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アン石SS 6作掲載しました!


夏コミ前の告知通り、これまでサイトに未掲載だった6作を掲載しました!
楽しんでいただければ幸いです。


遅くなりましたが、夏コミ、ありがとうございました。
いやーやっぱり楽しいな、イベント。
普段稼働を控えめにしているオタク回路が全開になるというか、
全開にしてもいい場所っていうか。

しかしやっぱり久々で色々テンパってました…。
ハハハ…。


コミケの配置ってまあ、大体毎回近くになるジャンルが決まっていまして、
大概 麻耶・倉知・殊能 がくっついてるんですよ。
ふふふ、活動を始めた当初は「寡作作家で固めているのか?」と思ってた(というか安心してた)んですが、
今やアナタ、お二方とも順調にお仕事されていて、勝手に切ない気持に…。

まあ、まだ全然信じてますけど。
全然、アン石活動しますけど。(←これは迷惑なのでは)


展示していたインタビュー集等も見てくれる方がいて良かったです。


で、
今回の参加の自分的トピックス。
告知通り、文庫サイズの再録集は無事出ました!
想像以上のキレイな仕上がりで、嬉しかった…。

だがしかし。
一緒に注文したフルカラーカバーがどうも届いてない???
納品された箱の底まで一応確認したんですが、やはり無く、印刷屋さんのコミケ用ホットラインに電話したところ、
「会社に有りました…!今お届けします!!!」
とのこと。

自慢じゃないけどウチの本、バンバン売れるようなもんじゃないので、()
のんびり「わかりましたーよろしくですー」とお願いして、待っていましたところ。

しまや印刷さんの女子二人が「お待たせして申し訳ありません!」と届けてくれた上に、
「私たちが今からカバーかけさせていただきます!」
と。
え。
いやいや、元々自分で巻くつもりでカバーかけお願いしてなかったし(注文時にお願い出来るんです)、
列が出来るようなサークルならまだしも、
売れるペースより自分でカバーつけるペースの方が確実に早いようなこんなサークルで、
そんなんしていただかなくても…。
そうお断りはしたのですが、
「いいえ!させて下さい!させていただかないと私たち社長に怒られます…!」
なんて女子二人に言われて、この私が無碍に出来るわけがないでしょう…。

ということで、カバー巻き、していただきました。
椅子の後ろで。
女子二人がカバー巻き。

こ ん な 弱 小 サ ー ク ル な の に

なんか超売れっ子サークルみたいな状況になってて、
恐縮を通り越して、なんかおかしくってねえ…。

しまやさんガールズは、
「この表紙の文字、私が入れたんです!」とか
「あっ店頭で受付したのは私です!」とか
言ってくれて、なんていうの、
「え、なんで俺急にこんなモテてんの」みたいな勘違いもさせてくれて(してんなよ)、
とてもいい方々でした…。
未着の時は焦ったけれど、ありがとうしまやさん。
次回(また五年後か?)もお願いしたい…。


アフターはtwitterで知り合った方々とオフ会でした。
楽しかった…!


オタクで良かった!オタク楽しい!と思えた一日でした。
当日スペースに来て下さった方、お話しして下さった方、
オフ会でお世話になった方々、
本当にありがとうございました。

今後ともよろしくお付き合い下されば幸いです…!




カバーが巻かれた「クレイジーフォーユー」。しまやさんありがとう!

カバーの出来(講談社文庫をパクってみた!)については「詰めが甘い」としか。


設営完了!左手の山が過去のインタビュー集など。

設営完了直後。
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■Tower to heaven■


片思い中アントニオの受難三連作wの三です。
(片思い中のアントニオにとって)天国で(and条件)地獄、天国なのに地獄というシチュエーションを目指して書いた三作でした。

ウチの石動さんは…
非道いなあ…(しみじみ)

この三連作を掲載した本「Faii into heaven」は我が心の友ドコモ高橋氏に捧げたのですが、
そのドコモ氏から
「アントニオwwwwwがっつきすぎですwwwww」
との感想をいただいたことをここに記しておきますw。


では本編は“続き”からお願いします。
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■Fall into heaven■


片思い中アントニオの受難三連作wの二です。
三連作のテーマは「かわいそうなアントニオ」でした。

高田馬場なんだから風呂屋くらい普通にあるはずという思い込みで書いたんですが、
後日ぽんぷさんとのデートで(うふ)高田馬場を訪れた時、
実際に有るのを確認しました。
だから何?って話ですが。

そして風呂とくれば、この定番ネタをやらずにはおれませんでした!

タイトルは森博嗣先生の「ダウン・ツ・ヘヴン」に触発されて。
天国へ堕ちるみたいなイメージで。
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■Door to heaven?■


片思い中アントニオの受難三連作wの一。
天国で(and条件)地獄シリーズともいう(私が言ってるだけですが)。

当時一作めのドラマを放映していた「臨場」の原作にこういうシーンがありまして。
(無論男女ですが)
石動さんも張り込めばいいじゃない!カモフラージュすればいいじゃない!と興奮して書きました。


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■かくも長き孤独■


「キマイラの新しい城」で、雨が降り出すか、という空模様を見た時アントニオが、
「雨が降りそうですね。大将、傘を持っていったかな」
と心配するシーンが、泣けるほど好きです。

自然にこう思える人がいる幸せをアントニオは初めて味わっているんだと思う。
(いやもう、私設定で申し訳ないけれども!)
(殊能先生、アントニオと石動さんの出会い編はよう)
(嘘です贅沢言わないです何でもいいのではよう)

愛される幸せというのも勿論ありますが、
愛する人がいる幸せというのもあって、アントニオは誰かを愛したかった、というのが私の持論です。
腐女子の捏造力なめんな。

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■death on the belly■


バカップルwwwww。

でも石動さんが「キマイラの新しい城」で、マント姿のアントニオを「颯爽としている」と評したのは公式です。
私悪くない。

タイトルはアガサ・クリスティの「雲をつかむ死(Death in the Clouds)」のパロディ。
bellyは腰、ということで、腹上死のイメージで。


“続き”からお願いします。
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■Sickness■


2010年冬のコミックマーケットで発行したチラシに掲載。
古賀先輩視点に挑戦してみました。

古賀先輩は、人を見る目があると思うんですよ。
いかつい風貌や言動から誤解されそうだけれど、洞察力とか観察眼が優れている人だと思う。
石動さんの一見鈍そうな(ある部分では確かに鈍いんですが)外見や雰囲気に惑わされず、
「あいつは頭が切れる」と言いきってしまえるくらい、
人の「コンテンツ」を正当に評価出来る、珍しい人だと思うのです。
(いや、過去に実際石動さんの探偵ぶりを目の当たりにしているとしても、
第一印象とかそれまでの評価を上書き出来るというのは、古賀先輩自身がフレキシブルでクレバーなんだと私は思っているのです)

ええと、その古賀先輩とアントニオの初邂逅を捏造してみました。
“続き”からお願いします。
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夏コミ販売物等のおしらせ!

8月10日金曜日 東ユ04b「密/室」です!

当日の販売物!

■新作新刊「ひとでなしの恋」、諦めました…!
人殺しであり、ひとでなしであったアントニオが石動さんと出会って恋をして、
いかにして人となりしか(大げさ)という物語を書きたかったのですが、
書いているうちに、「ん?こう言われたら石動さんはこう言うんじゃない?」
「て、言われたらアントニオはこうするんじゃない?」
「あれ、言わせたかったセリフを言ってくれなくなっ」
てな状態になって、かと言って日は迫ってくるしで、頭がパーンとなりました…。

馬鹿なの?死ぬの?

死ぬ前に頭の中の妄想を吐き出したいのでまだ死にません。(すみません)
夏は駄目だったけど、いつか出しますので、その時には是非お付き合い下さいませ…!!!


↓こっちは確実に出る新刊

■再録集「クレイジーフォーユー」
フルカラーカバー付き文庫サイズ、284ページ、500円

これまでに書いたもの全て(サイト掲載分も同人誌掲載分も)を
ほぼ作中時系列に並べて再録しました。

再録集ということで、
「読んだことのある作品が入ってるのに…」
という(奇特な)方が出ないよう、
また、
「こないだ殊能作品にハマって、初めて同人誌買いにきたんですー!」
という若くて!可愛い!女の子が!いないとは!限らない!!ので、
(これまでに出した本の頒布価格はゼロ円でしたので)
夏コミ後になってしまいますが、これまで同人誌にしか掲載が無かった作品も全部ここ(サイト)に掲載します。
(サイトを見ていただくお手間はかかりますが…)

つまり、コンテンツとしては「買う」価値の無い本です。(ここ重要)
購入の際にはひと声かけさせていただきますが、ご注意いただければ幸いです。


■委託!
ふはははははは、ツイッター万歳!(どちらもツイッターで委託させて下さいってお願いしたのです!)

スバルスピカ様の「名探偵に花束を」を委託させていただきます!
「国産名探偵アンソロジー」と銘打たれた、愛と読むとこ沢山!の本ですよ!
もちろん我らが名探偵石動戯作氏のページもあります!
お楽しみに!

そして、とうとうこの日がやってきた!
スパークでの麻耶プチオンリーのチラシを委託させていただきます!
楽しそう…!(わくわくぷるぷる)
こちらもお楽しみに!!


■企画
ええーと、皆さん「子どもの王様」のノベルスは購入されましたか。
そんな嬉しいニュースの陰で、殊能先生の公式サイト「マーシースノー」が消滅してしまいました。
先生の呟きによれば、so-netのバグか何かじゃないかとのことなんですが、
「べつにいいか」とか言ってんなよコラこのハゲ!!!!
とか思ったことはまあ本当のことなんですが(苦笑)、まあとにかく無くなってしまいまして…。
なんとなく(?)危機感が。

こんなみみっちい、おまけに腐ったサークルでも、ファンはいるぞと内外(どこ)にアピールしたいし、
あわよくば新しい読者に、殊能作品に興味持ってもらったり、
今、殊能先生の作品を好きでも、以前出たインタビューとか読まれてない方も多いのではとの思いから、
先生のインタビューやコラムの載った雑誌等を展示します。
閲覧自由。(私が席にいる間は)

ミステリー系だけですが、展示予定のものは以下です。
・ユリイカ(インタビュー)
・IN☆POCKET("鮎井さんの"エッセイ)
・ミステリー迷宮路案内(インタビュー)
・狂乱西葛西日記20世紀remix(大森望さんのネット日記の書籍化。お名前が出てくるくらいですが)
・ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件(石動さんの名前の由来になった作品)

あと「子どもの王様」は展示する。


では、当日!
暑そうですが、皆様お気をつけて!
国際展示場で私とアン石話しようず!(これが「後楽園遊園地で僕と握手!」のパロディだと分かる人がどれくらいいるのか)

あ、それと夏コミ中はツイッターに鍵かけようかと思っています。
色々実況的に呟きたいのですが「このアホがこいつか…」なんて特定されて笑われるのを避けたい(笑)。




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なつこみとれたー(ねないこだれだー風に)

夏コミ、スペースいただけました…!!!

金曜日 東ユ04bです!

昨年一年、(自分の意志で)コミケには申し込まなかったし、
なんだかんだ言って殊能作品サークルとして2008年夏コミからずっとスペースをいただけていたので、
そろそろコミケの神様から駄目を出されるかと本当にハラハラしていたのですが…!

なんにせよ、せっかくいただけたスペース、
頑張ります!(鼻息)


新刊、必ず!出しますので!遊びに来て下さい!
拙作に興味の無い方も是非!アン石話がしたいんだよーw。
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心は中学生

心は中学生!ということで、我ながら何やってんだかって感じですが、
ひとまずツイッターのアカウントを復活させました。
(pixivは復活という概念が無いと思うので、再度IDをとるかどうか迷っていますが…)

まあ、その不愉快な思いをさせてしまったかなあ、と思っていた方からメールをいただきまして、
その内容に救われたし、勝手にですが、なんか吹っ切れた。
正直、まだ誤解されているなあと思うところもあるのですが、もういいや。
(自分の)人事は尽くしたし、その方には誠意有るご対応をいただきましたので。


私が「当たってる…」と思う占いに ほへとさんの数秘術 というのが有りまして。
ほへと占術研究室 数秘術  ttp://www.geocities.jp/standing_art/hoheto/kazu.html (頭にh)
(サイトはこちら↑ですが、私はアンドロイドのアプリも落としました!)
基本はカバラ数秘術なんですが、もう少しグッと深いというか、
生年月日によって補正されたりプラスされる要素が出てくるんですよ。

そこで私は(これはナンバー6に共通なんですが)、
鈍感で極端、白黒はっきりつけたがる、保留とかグレーゾーンという生き方を覚えると色々上手に生きられる
と書かれていまして、
今回の件も、ああもーその通り!その通りでしかない!と。
鈍感で極端なので、「保留」にしておけばもしかしたら時間が解決したり、
自分ももっと冷静になれたりする…だろうことはわかるんですが、ダメなんだよねー。
出来た傷をかっさばいて穿り返さないと気が済まないというか…。

…まあ、頑張ろう…。
まだ(多分)何十年か生きなきゃいかんしな…。

まあしかし、「う、当たってる」と思う占い数有れど(そうは無いけど)、
私がもう何年もこの占いのことを忘れられずにいるのは、その「補正」の部分で

人を超えた感受性とパワーを持つ、世の常識に囚われない。狂っている。人によって一見普通の場合もある。高次エネルギーのコントロールが課題。

こう書かれていたからです。

占い読んでて「狂ってる」と言われるとは夢にも思いませんでした。

一瞬、「あ、人によっては普通の人もいるってことね」と空目しがちですが、よく読むと(読まんでも)、
「一見普通に見える人もいるけど中身はもれなく狂っている」という内容だという…。

望遠。

うん、大人買いしてきた「ヘルシング」が面白かったからと言って、
原作版OVAをヤフオクを使ってまで全巻初回限定版で揃えて、
今月カードの請求に泣きそうだとかそういう部分のことかなあ…。
(OVA!最高に!素晴らしかったので!!一片の悔いも有りませんが!!!)←こういう部分なのでは?


いやまあ、そういう…。
心が中学生で(一見普通に見えたとしても)狂っている管理人がやってるサイトですが、
今後ともどうぞよろしくお願い出来れば感謝の極みでございます。
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ということで

ツイッターとpixiv、アカウントを削除しました!
いきなりいなくなったので、「ブロックされたかと思った」と言われたりしましたが…。
驚かれた方がいたらスミマセン。
私は元気です(`_´)ゞびしっ。

Twitterでアン石萌えを語り合って下さった方、
pixivで評価を入れて下さった方、
ありがとうございました。
楽しかったし、嬉しかったです。

で、別に不愉快な思いをしたとかで削除したんじゃありません…
とゆーか、私がとある方に、(私としては誤解なのですが)不愉快な思いをさせてしまった故の、もちろん自発的な決断ですので、お気になさらず…。

てか、私の動向など気にする人はいないと思うが。

ここと本館では今まで通り活動します。


で、ツイッターといえば「お題」です。
一度だけ挑戦したことがありまして、そのログだけこちらに。

お題:鈴木スズキさんは「深夜の路地裏」で登場人物が「手を繋ぐ」、「跡」という単語を使ったお話しを考えて下さい。

灯りもない深夜の路地裏を覚束ない足取りで進もうとする石動の手を取り握った。
「アタシ、夜目が利くんです」
その一言で、この珍妙な状況を彼は黙って受け入れた。
明るい通りまで辿り着き、その手は自然に解(ほど)かれたけれど、その温もりは残酷な傷跡のように永く残った。


140文字に収めるっていうのはなんというか訓練になりますね…!
私のことなので、あんまりやりすぎると今度は長い文章が書けなくなりそうですが。(一個入れると一個出るメモリの少ない脳…)

それでは今後ともよろしくお願い致しますーm(_ _)m。
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■苦い菓物(くだもの) ―万愚節―■


前回の更新「甘い毒薬」の後日談兼エイプリルフールネタです。
出来ればそちらを先に読んでいただけると。


■苦い菓物(くだもの) ―万愚節―■


日曜日の昼下がり。
アントニオは所用から戻り、薄手のアーミーコートを脱ごうとしているところだった。

 なんだか緊張するな。

柄にもなく、鼓動を早めている己の心臓に多少の驚きを感じつつ、石動は心の中で一人ごちた。

 こういうのは勢いだ。考えすぎはよくない。
 ―――よし。

小さな箱を携えて、アントニオに歩み寄る。
気付いたアントニオが口を開く前に、その手にそれを押し付けた。
かわいらしくリボンがかけられたそれには焼き菓子が入っている。
「三週間近く遅くなったけど」

 ああ、こいういうのは苦手だ。

石動は自分の頬に赤みが増してくるのを自覚した。

 まともに顔も見れやしない。

「…大将、これ」
斜め上から、アントニオの声が降ってくる。
「チョコのお返しだよ…。こういうの、何か決まりがあるのかと思ってたんだけど」
「…決まり、って?」
「だから、返事がイエスなら何とか…」
「返事…」

 ああ、もう何だ、この変な間合いは…。

「…イエス、なんですか…?」

 そう言われて、思わず身体が震えた。
 本当はちゃんと顔を見て、目を見て言った方がいいに決まってる。
 だけど―――。

 実際にはさらに顔を伏せるようにして、一言搾り出すのが精一杯だった。

「うん」


「大将…」
アントニオが石動に向かって一歩距離を縮めようとしたその時、
石動は突然背中を丸めて身体をひくつかせた。

「大将?」
アントニオがそう言うと、それがまるでスイッチだったかのように石動は身体を折って笑い出した。
「ああ、ぼくはダメだ、こういうの!すぐ可笑しくなっちゃって…」
言いながら、可笑しくて堪らないのか目には涙まで滲ませて、
「いや、今日エイプリルフールだろ?だからって手の込んだ仕掛けを考えるほど酔狂じゃないけど、
昨日、洋菓子アルプスで賞味期限が間近だからって、コレくれたからさ」

そして一回ポンとアントニオの、小箱を支えた腕をたたき、
「おまえもノリがいいよなあ!芝居がかったこと結構上手いよな」




 我ながら気の利いた妙案だったと自負している。
 「ゼロの十倍返し」という条件もクリア、あいつがふざけて言った「告白への回答」もクリアし、
 エイプリルフールというイベントにも“参加”出来た。
 当日はアントニオもああやって小芝居を打ってくれたくらいだから、
 楽しんでくれたと思っていたのだが。

 ―――あれから三日。
 あれ以来ずっとアントニオの機嫌が悪い気がする。

                            END.



石動さんが酷いwww。
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■甘い毒薬■

■アン石SS■


相変わらず乗り遅れ具合が酷いサイト…(他人事のように)。
バレンタイン記念SSです。
というか、2月13日の深夜ということでお願いします。

それにしても新しいのアップするのいつぶりだろうか…(怖いので考えない)。

設定としては、アントニオの片想い時代です。

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